サブスクリプション型動画配信サービス(SVOD)で人気を集めているのは、Netflixだけではない。その他にも、Stan、YouTube Premium、そしてAmazonプライムビデオもその登録者数を増やしている。

オーストラリアでは、昨年にはNetflix加入者が1120万人を超え、前年比で25.2%の伸びを見せている。その他にも、オーストラリア発の動画配信サービス「Stan」では、加入者数が260万人を超え、前年比ではNetflixを超えた45.2%という驚異の伸びを見せている。

規模は小さいものの、オーストラリアのYouTube Premiumでは加入者数が120万人(前年比31.9%伸び)、Fetchでは76万人(前年比9%伸び)である。

一番大きい伸びが見られた動画配信サービスは、Amazonプライムビデオで、その加入者数は昨年より2倍に増えて57万人で、前年比で116.7%の伸びを見せている。

オーストラリアの有料テレビ、サブスクリプション型動画配信サービス市場では、競争が激化している。この市場に参入するには、「スポーツ」などといった新しいコンテンツの提供が求められるであろう。

オーストラリア大手有料TV会社のFOXTELでは、Netflixのスポーツ版と称する動画配信サービス「カヨスポーツ(Kayo Sports)」を展開している。ローンチから数ヶ月で加入者数が15万人を超えたカヨスポーツでは、オーストラリアのフットボール (AFL)、ラグビーリーグ(NRL)などのスポーツの試合動画を視聴することができる。

オーストラリア人の6人に1人が毎年引っ越しをしたり、有料テレビのプロバイダーが増えたことにより、家庭でFOXTELに加入する価値が減りつつある。だが、パブやホテルではFOXTELの番組を流すところも多く、オーストラリア人の多くは家の外でFOXTELのコンテンツを消費することの方が多いようである。