ニューヨークタイムズ誌(The New York Times)では、75カ国からの3万件の寄付金により、アメリカの学生300万人にニューヨークタイムズ会員に無料で登録ができるようになったと発表した。

2017年に始まった、ニューヨークタイムズの学生スポンサーサブスクリプションプログラムを通して、現在アメリカ全州にて4000校の学校がニューヨークタイムズの有料コンテンツに無料でアクセスができるようになっている。

サイト上で寄付金の額を選ぶことができるようになっており、50ドルを寄付した場合だと、中サイズのクラスの生徒全員に1年間分のサブスクリプションをサポートしたことになる。

今回の寄付制度は、個人のジャーナリストや次世代の読者の若者をサポートするものである。特にニューヨークタイムズでは、独自のレッスンプランがアーカイブされているため、それらのコンテンツにも学校側がアクセスできるようになる。

ニューヨークタイムズ誌ではこれまで、多くのサブスクリプション拡大戦略を図ってきたものの、若者層に投資をし、ニューヨークタイムズのコンテンツに慣れてもらうことで、新しい読者を育てようと試みている。サブスクリプションの解約率に悩むニューヨークタイムズであるが、こういった長期的な戦略を通して、サブスクリプションを守る「防弾」的存在になることを期待している。

現在米国のみでの提供だが、今後海外にもこのプログラムを拡大する予定である。詳細はこちらから。