米国の大手映画館チェーンの一つである「Alamo Drafthouse」は、全41店にて映画サブスクリプションサービスの導入を開始した。

「Season Pass」と名付けられた本サービスは、2019年より試験的に導入されたもので、今回本格導入となった。月額料金制で、1日に一つ好きな映画を観ることができる。

現在、月額料金は店舗によって異なる。ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市は比較的高めで月額29.99ドルだが、テキサス州の小さな都市であるニューブラウンフェルズでは月額14.99ドル。

また、映画を3Dや70mmフィルム、DOLBY ATMOS(ドルビーアトモス)、Big Showなどの特殊なスクリーンで楽しみたい場合にはアップグレードが必要で、1回につき1.99ドルの支払いが追加で必要となる。

登録者は、家族や友達と一緒に映画を観る時には、最大4人分まで割引価格で映画チケットを購入ができる。チケットの事前予約は、1週間〜可能である。

さらにAlamo Drafthouseでは、「Season Pass」がより使いやすくなるよう、専用モバイルアプリからより速く、簡単にアクセスできるよう工夫を凝らしている。

現在、同様のサービスを提供する映画館チェーンには、AMC シアター、シネマーク、リーガル・シネマがあるが、どこの会社も完全なる成功事例には至っていない。

映画サブスクリプションのパイオニアであった「MoviePass」は、実際に開始から2年で実績を残せず、サービスを停止している。 月額10ドルで毎日映画を観ることができるサービスであったが、持続可能なビジネスモデルではなかったようである。