アマゾン(Amazon)は今後、ゲームストリーミングサービス提供に踏み入れることが分かった。これはすでにその領域での開発を進めるMicrosoftの「Project xCloud」やGoogleの「Project Stream」に対抗した形での参入となる。

これまで人気ゲームをプレイする際には、コントロールやPCがなければできなかったのが、アマゾンのクラウドゲームサービスを使うことでスマートフォンなどの手持ちのデバイスでどんなゲームにもアクセスが可能になるという。現在来年のサービスの提供開始を目指して開発が進んでいる。

これら大手IT企業で見られる今回の動きは、Netflixがテレビ番組や映画の見放題を、Spotifyが音楽の聞き放題を可能にしたのと同じように、今後はゲームも月額サブスクリプションサービスによって幅広いコンテンツを提供すべきだという考えに沿ったものである。これによりゲーム配給側も定期的な収益を見込むことができ、これまでリーチできなかったユーザーにも使ってもらえるようになる。

しかし、ゲーム配給側はこの新しいサービスモデルにすぐには飛びつかないようである。それはアマゾンなどの会社にコンテンツを提供するようになると、コンテンツ権利の独占権を失い、今後のサービスの提供の仕方を考え直す必要が出てくるからである。

しかしアマゾンはこのゲームストリーミングサービスに前向きな姿勢を見せている。というのも、アマゾンが所有するゲーム実況特化ストリーミング配信サービス「Twitch」の人気から、熱狂的ゲームファンコミュニティーが今後大きくなることを見越しているからである。昨年のデータによると、常にTwitchを視聴するユーザーが100万人を超えており、ゲーム実況や音楽、レビューなどを配信する人の数も2017年には200万人だったのに対し、2018年には300万人を超えるほどの急速な成長を見せる分野となっている。

詳細の発表が今後見逃せない。