アマゾンはプライム会員に向けて、子供向けの絵本をサブスクリプションで購入できる「プライムブックボックス(Prime Book Box)」をローンチした。ボックスは22.99ドル(約2,600円)から定期購入でき、アメリカ全土のプライム会員は1〜3ヶ月の周期で、通常価格より35%オフで本を購入できる。 

子供の年齢によって、箱の中には2冊のハードカバー(背表紙本)または4冊のボードブック(厚紙でできた本)が入っている。本のセレクションはサイト上でカスタマイズすることも可能である。また、これまでの購入履歴データをもとに、すでに購入済みの本は届かないようにアマゾンの方で調整もしてくれる。

今回のプライムブックボックスは、プライム会員の離脱を防ぐ目的もある。家族を持つプライムメンバーほどEコマースサイトでお金を使うことが分かっており、こういった家族層ユーザ向けのサービスで顧客満足を目指している。

アメリカではこの子供絵本のサブスクリプションビジネスは今回が初めてではない。これまでSproutkin、The Little Book Club、Zoobeanなどのスタートアップ企業が挑戦をしてきたが、コストダウンの課題などでこれまで成功を逃してきた。

今回アマゾンはすでにやり取りのある出版会社との連携で、コストの面では手頃な価格に抑えることができている。サブスクリプション型ビジネスが増えている現代では、アマゾンはこの絵本ビジネスで成功を収めるチャンスが極めて高いと言えるだろう。