米国AMCシアターズ (AMC Theatres) が提供する、月額19.95ドルで映画を3つまで無料で観ることができる定額制サービス「Stubs A-List」が、登録者数80万人を突破した。

昨年6月にローンチされた本サービスは、1年で50万人登録者を獲得するという当初の目標を大幅に超えての着地となった。AMCによると、本サービスは現在、北アメリカの映画定額制サービス(サブスクリプション)においてNo.1だという。

これまで多くの企業が試してきた、映画定額制サービス。実際に失敗した企業もある中で、AMC Stubs A-Listは登録者を順調に伸ばしてきた。以前より映画を観る人の数が増えており、(全額で映画チケットを払わなければならない)家族や友達を連れてくる人も増えているという。

またAMCでは、今年の初旬にカリフォルニア州、コネチカット州、マサチューセッツ州、ニュージャージー州、ニューヨークにて月額料金を月額23.95ドルまで値上げを行っている。また、コロラド州、デラウェア州、フロリダ州、ジョージア州、イリノイ州、メリーランド州、ミネソタ州、ペンシルバニア州、バージニア州、ワシントン州、ワシントンDCの登録者に関しては、月額21.95ドルの値上げも行っている。

Stubs A-Listは、映画定額制サービスの生みの親である「MoviePass」に対抗する形で始められたサービスであるが、MoviePassの事業は不調であり、現在では3つ無料映画で月額9.95ドルのプランのみを提供している。かつて300万人の登録者を誇っていたMoviePassであるが、1年以内に22.5万人まで減ってしまっている。