大手映画館チェーン「AMC」から、オンデマンドのビデオストリーミングサービスが開始した。「AMC Theatres On Demand」と呼ばれる本サービスは、AMCのStubs有料会員が映画などを自宅からストリーミングできるようにしたものだ。

この映画館チェーンが提供するビデオオンデマンド(VOD)サービスは、NetflixやDisney+などの大手メディアがVODに進出する流れを追いかけたようなものだ。VODが普及すると、映画館に行く人が減ることを考えると、この大手映画館チェーンであるAMCとしては面白い行動に出たと言える。

AMCのCEOであるAdam Aron氏は、Stubs有料会員がこれまで映画館に訪れて鑑賞した映画に関する膨大なデータを活用して、上手くターゲティングできる点で手応えを感じているという。

「AMC Theatres On Demand」では、2千本を超える映画を取り扱っており、ボーナス特典として「ライオンズゲート(Lionsgate)」または「パラマウント映画」の作品を1つレンタまたは購入をすることで、同じ映画会社の作品を3本まで無料でアクセスができるというものある。本ストリーミングサービスは、ウェブサイトだけでなく専用アプリ、TVアプリなど様々なデバイスからアクセスができる。

AMCはこれまでに、映画館サブスクリプションサービス「Stubs A-List」を展開するなど、映画館の利用を促進する取り組みも行っている。