iPhoneの売れ行きが思わしくない中、Apple(アップル)では「Apple News+」や「Apple TV+」などの定額制サブスクリプションサービスに投資を進めてきた。そんな多岐の分野にわたるAppleの定額制サブスクリプションサービスをセットにして来年から販売することをBloombergが報告した

このセット販売については、これまでに「Apple News+」や「Apple Music」が他社と提携を結ぶ際に、その可能性を示唆していたことから、すでに期待通りの流れだとBloombergでは述べている。

現在、Appleが提供する定額制サブスクリプションサービスは、「Apple News+」「 Apple TV+」「Apple Music」「Apple Arcade」の4つである。これらのサービスの利用者数を増やすためにも、AppleではiPhone購入者に1年分の「Apple TV+」をプレゼントしたり、学生プランの「Apple Music」に「 Apple TV+」をセットで提供するなど、様々な施策が行われてきた。

このようにすべてのサービスをセット化することは、「バンドル・サービス」と呼ばれ、このバンドル・サービスでの成功事例が「Amazon Prime」である。プライム会員になることで様々なサービスや特典を受け取ることができるようにしたのが、Amazon Primeだ。Appleでも同じように、Apple製品(iPhoneなど)だけで使えるサービスをバンドル化することで、Apple製品内ですべてを完結させようとしている。またこのバンドル化は、異なる料金プランでプレミアムサービスを提供することもでき、工夫次第ではビジネスを拡張することにも繋がる。

またAppleでは、クラウドストレージサービス(iCloud Drive)やクレジットカードサービス(Apple Card)もあることから、今後このサービスがバンドルに追加される可能性も考えられる。

今回のBloombergの報告には予想の要素が多いため、実際のところは2020年公式の発表を待つしかない。