Apple(アップル)が、同社の様々なサブスクリプション(定額制)サービスを発表したのは今年の3月。それぞれのサービスのローンチにより、各サービスの料金帯が明らかになった。

Apple Music(音楽ストリーミングサービス)とApple News Plus(ニュース読み放題サービス)は月額10ドルで利用が可能であり、今年の秋にローンチを予定しているApple TV Plus(動画ストリーミングサービス)とApple Arcade(定額制ゲームサービス)はそれぞれ約10ドルと5ドルになる予想である。つまり、月額35ドルでアップルの全てのサブスクリプションサービスにアクセスができることになる。

アップルはこれまで、iPhone、MacなどのAppleデバイスを利用する人を対象に、他にはないユニークなサービスの提供を進めてきた。特にiPhoneの売り上げ台数が減少を見せている中、今回の様々なサブスクリプションサービスによって既存ユーザーがアップルにさらにお金を落としてくれることを狙いとしている。

Apple Musicは、2015年にローンチしたアップルのサブスクリプションサービスだが、米国で人気サービスSpotifyを超えて、今年には2,800万人の有料会員を誇っている。一方で今年3月にローンチされたApple News Plusは、新聞・雑誌の厳選コンテンツを読み放題できるサービスで、ウォール・ストリート・ジャーナル(The Wall Street Journal)など有名な出版社がアップルと提携を結んでコンテンツを提供している。

Apple TV Plusは、人気動画配信サービスであるNetflix、Hulu、Amazonプライム動画などのサービスと対抗する形でリリースされる予定であり、同じように今年ローンチ予定のディズニー動画配信サービスDisney Plusとも競合するようになる。現在のところ、月額料金は約10ドルとされ、競合と比較すると割安となっている。

競合のNetflix、Hulu、Amazonプライム動画などと比べるとコンテンツ量では劣る可能性はあるが、Apple TV Plusの魅力はスティーヴン・スピルバーグやオプラ・ウィンフリー など豪華監督・キャスティングを使ったオリジナルコンテンツである。

最後に、Apple Arcadeは、100種類以上のゲームコレクションに広告なしプラットフォームからアクセスができるサービスで、最近の発表によると月額料金は5ドルになると予想されている。アップルが投資して開発を進めてきた新作ゲームが多くリリースされることもあり、期待が高まっている。