音楽配信・販売プラットフォーム「Bandcamp」は、新型コロナウィルスの拡大で売上に打撃を受けたアーティストを救うため、プラットフォーム手数料を無料にする活動を始めた。

通常、「Bandcamp」プラットフォームを利用して得られたオンライン売上は15%、公式グッズの売上は10%が、手数料として回収されている。しかし、今後100%の売上がアーティスト側に還元されるという。

米音楽業界研究組合によると、米国の音楽アーティストはコンサートによる売上を中心としている。しかし現在、新型コロナウィルスの拡大により多くのコンサートが中止となっていることから、売上に打撃を受けるアーティストが増えている。

そんなアーティストたちを助けているのが「Bandcamp」だ。「Bandcamp」プラットフォームでは、中間業者を介することなく音楽を販売することができるため、多くの売上が直接アーティストに還元されるシステムである。

プラットフォーム上では、音楽や公式グッズを購入するだけでなく、応援したいアーティストに対してお金のチップを送ることもできる。

現在、プラットフォームに登録しているアーティスト数は数十万人を超えており、3千種類のレコードと、80万種類の公式グッズの販売を行っている。

2007年にサービスを開始して以来、4.7億ドルの売買が行われいるという。

プラットフォーム上では、過去のデモテープやライブ動画などを公開したり、定額制サブスクリプションサービスを提供することができる。さらに、アーティストによるライブ配信やレッスン動画なども販売されている。