2017年12月にブルームバーグ(Bloomberg)がTwitterでローンチした、24時間ライブ動画ニュースチャンネル「TicToc by Bloomberg(ティックトック・バイ・ブルームバーグ)」が、Facebook、Instagram、YouTube、WhatsApp、Amazon Echo、ポッドキャスト、メルマガを通して配信されており、今後は動画配信サービスとして登場することを発表した。

ブルームバーグの調査では、動画配信サービスを週に10時間消費する人の34%が、提供されているニュースコンテンツの内容に不満を抱えているという。専門家による話や、ストーリー性のあるニュースコンテンツを期待している人も多い。そのニーズに応えるようにTicTocの動画配信サービスが検討されている。

TicTocを視聴する年齢層の大半が21歳〜44歳が占めており、このユニークな視聴層が新しい広告スポンサーを惹きつけている要因にもなっているという。

今後動画配信サービスでも配信されることになれば、SNSでの配信時とは異なる手法が求められる。動画の長さだけでなく、視聴頻度を少なめにし、大きな画面での視聴に対応し、ライブ配信などの提供が必要である。

現在、TicTocはSNS上でその視聴者数を伸ばし続けている。視聴の大半はTwitter経由で、4月には5400万回視聴を達成。その次はインスタグラムで、870万回視聴。Facebookは視聴回数が少なく、4月で60万回ではあったが、前年比では81%の増加を見せている。

またTicTocでは、広告スポンサー向けに様々な仕組みを展開している。6秒間動画である「Snapshot」を提供したり、スポンサーコンテンツ、速報ニュースのプリロールなどのコンテンツもある。広告掲載側は、5GやIoTなど最近の話題や、世界経済フォーラムなどのイベントと関連付けて、コンテンツを提供する傾向にあるという。

TicTocでは、この収益化モデルを今後の動画配信サービスにも引き継いでいく予定だが、視聴者層を全世界に広げていく努力が必要である。他社よりも先に、ニュースコンテンツ専門の動画配信サービスを確立することが求められる。