米ゼネラルモーターズ(GM)の高級車ブランドであるキャデラックが提供する、サブスクリプションサービス「ブック・バイ・キャデラック(Book by Cadillac)」がリニューアルされて戻ってくる。

Book by Cadillacの新しいバージョンである「Book 2.0」では、これまで車体をキャデラック側で抱え全ての管理を行っていたのを、今後はディーラーを積極的に巻き込むようになる。ディーラーは多くの消費者が直接自動車を購入する窓口となっているものの、Book by Cadillacはサービス開始当初から、ディーラーからの協力を得られない課題を抱えていた。しかし、キャデラック側はディーラーからの助けを受けながら、今後このサブスクリプションサービスを普及させ、将来的には車の購入やリース車の所有を少なくしていくことを狙っている。

Book by Cadillacのサービスでは、初期費用500ドルと月額1800ドルの支払いでキャデラック車に乗ることができる。月額料金には、自動車保険、メンテナンス費用、その他運営コストも含まれている。月額料金を支払っている期間中は、いつでも違う車種に乗り換えもできる(乗り換えは年間18回まで)。

しかしこれまでサービスを展開してきて、車体を乗り換える人が想像以上に少なかったことを踏まえ、新しいバージョンでは「乗り換え放題」の部分はあまり売りにはしないとしている。

自動車業界ではサブスクリプションサービスのトレンドに参入する動きが多く見られる。キャデラック以外にも、ボルボアウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェなども独自のサブスクリプションサービスを展開している。その他にも、フォードはリース後の中古車を活用したサブスクリプション「キャンバス」の提供、そして中古車のリンカーン車を使ったサブスクリプションを展開している。またジープではAvis Budget Group.とのコラボレーションで新しいサブスクリプションサービスをテスト中である。