次世代ウェブブラウザ「Brave」の最新PC版に、「Brave Ads」プログラムが搭載された。

「Brave」は、スタートアップ企業Brendan Eichが提供する、アドブロック機能がついたウェブブラウザで、世の中から広告を消すことではなく、インターネットの歪みを正すことをミッションとしている。

この新プログラムは、ユーザーが実際に見た広告から発生した売上の70%を受け取ることができる仕組みである。報酬を、Basic Attention Tokens (BAT)や仮想通貨で受け取ることができ、後にコンテンツクリエイターへの投資に使うことができるという。

デフォルト設定では、獲得したBATは月末に、一番多く訪れたサイトに寄付されるようになっているが、この稼いだBATをホテル予約やレストランの割引などに有効利用できるようにする予定だ。最終的には、CoinbaseやUpholdで紙幣と交換できるのが理想である。

「Brave」ではアドブロック機能を1月から導入しており、ユーザーの40%がその機能を利用している。多くの人がただ広告を見たくない理由から利用しているものの、その機能で報酬がもらえるとなると、この新プログラム参加者も増えるのではと期待されている。

このアドブロック機能では、ユーザーのプライバシーも保証される。ある程度のターゲティングは可能であるが、データはデバイス上で管理されるため、Brave側も、広告出稿者側もアクセスができないようになっている。

「Brave」では今後、メディアと共同して、サイトを訪れた人だけにそのサイトの広告を流す仕組みを導入する予定である。そこから発生した売上はBraveとメディア、ユーザー間で還元されるようになるという。