2020年には、サブスクリプション業界でどのようなトレンド・変化が見られるだろうか?

自動車サブスクリプション

自動車業界では、オンラインでの売上が伸びている。中でも東南アジアの中古車市場で注目を集めているのが、中古車と自動車金融を扱うシンガポール拠点のオンラインマーケットプレイス「Carro」。Carroでは、3,000万ドルの資金を調達しており、 C2Cのマーケットプレイス「Jualo」の買収により、ファッション、家電、不動産、自動車など300種類のカテゴリの新品・中古品を取引できるようになった。

自動車サブスクリプション市場は、グローバル規模で、2022年までに年平均成長率が71%に伸びることも予想されているほど、現在注目を浴びている市場だ。

メルセデス・ベンツなどの高級車ブランドも、自動車サブスクリプション市場に参入をしている。例えば、メルセデス・ベンツでは、米国のフィラデルフィアとナッシュビルにて定額制サブスクリプションサービス「Mercedes-Benz Collection」を始めた。BMWでは、同様のサービス「Access by BMW」を米国テネシー州でローンチしている。Cadillac (キャデラック)では、「BOOK By Cadillac」のサブスクリプションサービスを展開している。これらのサービスは、特に若年層ユーザーに人気である。

有料会員の登録プロセスの改善

Disney+やHBO、Netflix、Amazon Prime、Huluなど、動画配信サービス市場に参入する企業が年々増えており、市場競争が激化している。

この市場競争に勝つために、多くの企業が独自コンテンツなどで登録者数を増やそうと努力をしている。登録を促すためのもう一つの方法として変化が見られているのは「登録プロセス」の改善である。

多くの企業では、登録プロセスをよりスピーディーに、そしてスムーズにすることを目指しており、登録にかかっていた時間が2019年第三四半期で平均148.3秒だったのが、同年の第四半期で平均142.2秒まで改善している。

また登録プロセスは、スピードだけでなく、ユーザーのニーズに合わせて柔軟にカスタマイズすることなども重要である。