中国では、コンテンツ配信ネットワークの拡大、AI技術の進歩により、サブスクリプション型ビジネスを取り入れる会社が急増している。

サブスクリプション型ビジネスは、音楽や動画配信サービスに始まり、洋服や自転車、美容コスメ、花など身の回りに溢れる様々なものにまで広がりを見せている。

世界でも最大の中国オンラインショッピング市場では、世界一の人口を誇る中国のユーザーデータを使ったユニークなサブスクリプション型ビジネスが登場している。

その一つが、洋服レンタルサービスである「YCloset」だ。月額499元(約7,400円)または年間4,888元で利用が可能で、アプリから好きな服を選んで自宅まで配送することができる。使い終わった後は、送り返すだけである。

アリババを親会社とするスタートアップ「Yi23」では、現在2,000万人の登録者数を誇っており、使われた洋服のクリーニングは手作業で、そして在庫管理から配送までを電子タグを使って自動化している。

「YCloset」が人気を集めている理由として、ユーザーの検索履歴やレンタル履歴からそれぞれの人にあった商品を提案すること(スカートをレンタルした人にスカートにあったブラウスを勧めるなど)が、ユーザーを虜にしているという。

同じようにサブスクリプション型ビジネスで成功をしている他サービスに、お花の定期配送「Reflower」とペットグッズの定期配送「MollyBox」がある。

中国で自転車シェアリングが台頭する中、アリババが出資をする「Hellobike 」のように自動車サブスクリプションを提供するサービスもある。会員であれば月額18元(約267円)で利用ができる。競合である「Ofo」や「Mobike」では30分間0.5元という最低価格を提示したことにより、中国では自転車シェアリング競争が激化している。