ユーロスポーツを所有する、米国メディア企業「ディスカバリー社」は、ゴルフダイジェスト(Golf Digest)の買収により、米国最大のデジタルゴルフメディアビジネスを展開するため、教育ビデオやゴルフクラブ選び、旅行先などの情報を配信する。

買収の詳細は明らかにはなっていないものの、ディスカバリー社は今回の買収に3,500万米ドル(約38億円)を支払っている。

ゴルフダイジェストが配信する、ニュースや選手ランキング、人気ゴルフクラブをまとめた「ホットリスト」などのコンテンツで、世界中のゴルフファンを「GolfTV」に惹きつけることが期待されている。また、ディスカバリー社のゴルフコンテンツを活用することで、PGAツアーやゴルフ選手との提携を進める意欲も示している。

ディスカバリー社は、今回のゴルフダイジェストの買収により、6,000万視聴回数、480万人の購読者、220万人のSNSフォロワーを獲得することになる。今後も雑誌の出版は続け、70ヵ国における編集ライセンスを手に入れることになる。

これまでディスカバリー社では、PGAツアーとの12年におよぶ放映権獲得、そして動画配信プラットフォーム「GolfTV」を今年1月にローンチしたという背景がある。「GolfTV」では、PGAツアーやザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ、フェデックスカップなどの有名な試合のコンテンツを配信している。

「GolfTV」のコンテンツは、欧州男子・女子ゴルフツアーやマスターズ・トーナメントの放映権を獲得してからコンテンツの量を大幅に増やしている。また有名選手であるタイガー・ウッズやフランチェスコ・モリナリの独占コンテンツ提携も結ぶことにも成功している。