ディズニーの動画ストリーミングサービス「Disney+」は、4月3日にインド進出を果たした。インドでのDisney+のサービス提供は、現地のストリーミングプラットフォーム「ホットスター(Hotstar)」経由で行われる。

インドにて会員を獲得するため、ディズニーは年間プランを19.90ドル(月額1.66ドル)で提供。この料金帯は、Disney+が進出する各国の中でもっとも最安値となる。

ホットスターと提携して提供される「Disney+ Hotstar」では、ディズニー作品、スポーツ試合、映画、テレビ番組が多言語にてアクセス可能。さらに、ディズニー傘下のHBO、 Showtime、ABC、Foxのコンテンツも含まれる予定だ。

さらに安い、5.30ドルの年間プランでは、ディズニーのオリジナル作品にはアクセスできないが、ホットスターのオリジナルやマーベルの作品を視聴できる。

今回、Disney+と提携をするホットスターは、150万人の有料会員を保持する動画配信サービス。インドで人気のクリケット試合の中継配信をすることで、5年でインドでもっとも人気なオンデマンド動画配信サービスに登りつめることに成功している。

昨年のプロクリケットリーグの「インディアン・プレミアリーグ (IPL)」では、ホットスターは月間3億人以上のアクティブユーザーがアクセスしている。

Disney+では、インドでの会員を増やすためにも、クリケット試合コンテンツも充実させる予定だ。

インドでは、動画配信サービス業界の競争が激化している。インド進出を果たしたDisney+は、今後Netflix、Amazonプライムビデオ、タイムズインターネットMX Player、Zee5、Apple TV+、Alt Balajiなどの競合サービスと戦うことになる。

多くのサービスは、インドでの価格競争に勝つため、広告なしのプレミアサービスを3ドル以下で提供している。

ボストン コンサルティング グループによると、インドの動画配信サービス市場は急成長しており、市場価値が50億ドルまで伸びると予想されている。