髭剃りサブスクリプションで知られる「Dollar Shave Club」が、これまでのカミソリラインナップでの成長が減速してきたことを踏まえ、新しく「香水」業界へ参入することを決めた。

また、リテール販売戦略の一部として、今回新しく「自動販売機」を使った販売を始め、オフラインでの認知向上を図る。Dollar Shave Clubは今回、アメリカ国内にて人通りが多いエリアを選んで、10台以上の自動販売機の導入を計画している。そのエリアには、ニューヨークのラガーディア空港やミネソタ州の世界最大級モールオブアメリカなどが含まれている。

自動販売機で購入できるキットには、Dollar Shave Clubからのサンプルサイズの商品がいくつか入っており、12ドルで試すことができる。

ブランド開発マネジャーのニック氏は次のように語る。「今回の自動販売機を使ったリテール販売によって、お客様たちが新しい商品を知ることができる機会になるだけでなく、私たちが髭剃りを超えた幅広い商品を展開していることを認知してもらうきっかけになればと思っています。」

「今後ビシネスモデルを進化させていく過程で、ただ提供する商品ラインナップを増やすだけでなく、お客様に寄り添ったサービスを提供するため、柔軟性やカスタマイズを取り入れていこうとしています。今回の自動販売機での販売はまさにその動きの一部です。」

Dollar Shave Clubから新しく販売される香水「BluePrint」


今回の香水ローンチ決定には、Dollar Shave Club会員と非会員を対象にした調査が参考にされており、62%の人が香水を日常的に使用し、72%の人が1つ以上の香水を所有しているという結果に基づいている。

Dollar Shave Clubはユニリーバに2016年に買収されてから、もうすぐ3年が経つが、Eコマースでの販売成長の衰えやHarry’sなどの競合の存在など課題も多い。

今回の香水ローンチや自動販売モデルなど新しい戦略が今後どうビジネスを左右するか、これからも目が離せない。