動画配信サービスでは、各国の現地で、現地の言語で製作されたコンテンツが成功を収めている。Ampere Analysisの調査結果によると、ネットフリックス(Netflix)では、特にヨーロッパやアジアを中心にオリジナルコンテンツの製作を進めているという。

これは、ドイツの「Dark」、インドの「Sacred Games」のようなヒット作品を引き続き出すための動きである。

2018年の第4四半期にはヨーロッパ向けに新しく24作品が追加されており、その数は2017年の1年間全体の新規作品数と同じであり、新規追加作品の全体の22%を占めるほどの数となっている。

2017年から2018年には、ネットフリックスは800〜900万人の有料会員を獲得しており、2019年にはこれまで製作した141作品にのぼるヨーロッパのオリジナル作品数を今後も増やしていく予定である。

このネットフリックスの英語圏外での作品製作への投資は、ただ有料会員数を増やすためだけでなく、高品質なインターナショナル作品で各国のローカルの競合と差別化しようとする狙いがある。 ネットフリックスはすでに、英語圏外の作品のElite、Narcos、Sacred Gamesでヒット作品を出しており、国際的な作品が与える影響を証明している。ネットフリックスから今後公開される作品のうち、36%が英語以外の言語のもので、46%が米国またはカナダ以外で製作されたものになるという。

現在25カ国にて新しい作品が製作されており、これまで北アメリカ以外から133作品を公開しており、その中には最初のアフリカの作品も含まれている。ネットフリックスは過去のヒット作品から、特にヨーロッパとアジアでの製作に力を入れている。英国ではすでに10作品、インドでは8作品、ドイツでは6作品、スペインと日本は5作品ずつが公開されている。

Narcosのヒット作品を生み出した、中南米からの作品は2018年の第4四半期で5作品(全体の3%)であり、そこまで製作に力は入れられていない。しかし、EUで新しい法案(EU圏で営業している動画配信サービスは、コンテンツの少なくとも30%を同地域で製作されたものにしなければならない)が通り、ネットフリックスがEU作品を増やしていることもあり、同じような法案がメキシコで適応されると、今後中南米からの作品ももっと期待できるかもしれない。