スイス最大の公共事業企業「アルピック社 (Alpiq) 」は、ドイツとイタリアにて、電気自動車サブスクリプションサービス『Juicar』を新しくローンチした。本サービスは、2018年にスイスにてサービス開始したもので、今回サービス利用可能範囲を、ドイツとイタリア全土に拡大することに成功した。

2018年にスイスで初めてローンチされた『Juicar』は、”電気自動車版のNetflixサービス”として紹介されている。

月額料金には、電気自動車の利用料だけでなく、自宅で使える充電スタンド、公共の充電スタンドの利用、重量税、自動車保険、そして必要な電気代等が含まれている。

Juicarサービスでは、ユーザー自身のニーズに合わせてカスタマイズしたパッケージに登録・加入が可能で、1ヶ月単位の契約なためキャンセルも簡単で、違約金の心配がないとしている。 本サービスは、チューリッヒにあるAlpiq社のシンクタンク「Oyster Lab」で開発された。

Juicarサービスは、スイス国内で需要が高まっており、今回のドイツとイタリアへのビジネス拡大を通して、ヨーロッパ全土にビジネス拡大の目標を掲げている。実際にローンチ前に、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州でテストを行っており、ドイツ市場での需要が高いことを確信している。

現在、ドイツでは、電気自動車はBMWと日産からしか提供されていなかったが、Juicarサービスのローンチにより選択肢が増えることとなる。Juicarサービスでは、日産リーフ、テスラモデル3、BMW i3などの電気自動車モデルが利用可能となる。選ぶ車体によって様々だが、月額料金は359ユーロ〜1,049ユーロになると予定している。

Alpiq社では、2020年の目標として、ヨーロッパ10カ国にJuicarサービスを拡大することを掲げており、2025年までには、10台に1台の電気自動車がサブスクリプションのサービスになることを目指している。