Facebookではこれまで、メディア業界にとって定期購読者を増やすことができる便利ツールの開発を行ってきたが、実際にどれくらいの効果があるかは明確にされてこなかった。

しかし今回、Facebookでは、インスタント記事を使った定期購読(サブスクリプション)を促す仕組みを提供し始めている。そして今回、同様なツールにかかる手数料の30%カットはないとのことである。

この仕組みは、世界中で40メディアを対象に18ヶ月間、テスト実験が行われてきている。(テスト実験に参加しているメディア企業には、Tribune Publishing、India’s Business StandardやペイウォールソリューションのPianoなどがある)

そして2番目のツールとして「News Funding」が登場している。News Fundingは、すでにMexico’s Animal Políticoなどを含む十数社を対象にテスト実験が行われている。

News Fundingは、Facebookの会員モデルを使ったサービスである。登録者は「サポーター」と呼ばれ、月額料金を支払うことで、サポーター限定コンテンツにアクセスができるようになる。メディア企業の中には、このサポーターたちをイベントに招待を行ったところもある。

このようなFacebookのサブスクリプションを促す最新ツールは、そこまで大きな影響を参加企業にもたらしていないとされている。実際にFacebookのツールを試した企業の中には、詳細な数値は公表せずとも、コンバージョン率が低すぎて、ツールの効果を全く感じることができなかったと述べているところもある。

Facebookでは、ウェルカムページで企業のFacebookページをフォローするように呼びかけたことで、Facebookユーザーによって読まれた記事数が40%伸びたという結果だけは、現在のところ公式に発表されている。さらなる説得力のある結果を期待したい。