Facebookでは、「定額制ビデオ・オン・デマンド(VOD)」サービスをユーザーに直接販売できる機能の導入テストを行っている。この導入テストは、「(BBCとITVが共同運営する) BritBox」「(CollegeHumorが運営する) Dropout」「MotorTrend」そして「Tastemade Plus」の4社サービスにて行われる。

本機能の導入に向けて、Facebookでは昨年に大手テレビネットワークである「HBO」「Showtime」に提案を行っていたが、結局のところこれらのテレビ番組や、定額制動画配信であるNetflixやHuluなどはテストに参加していない。

テスト段階では、この機能は米国のみで利用が可能で、今後数週間のうちにテスト開始が予定されている。本機能では、Facebookが4社の動画ストリーミングサービスの代わりに決済の処理を行う。

Facebookは、2018年にクリエイター向けに「ファンサブスクリプション(fan subscription)」機能をローンチしており、 収益の100%がクリエイターに還元されていたのを、2020年の1月よりFacebookが収益の30%まで受け取る予定で、AppleやGoogleのモバイルストアからは15%を手数料として受け取る仕組みに変わると発表されている。

他社の動画ストリーミングサービスを販売する手法は、Amazon、アップル、Rokuが先に行っている。米国のAmazonプライム動画では、「HBO」「Showtime」「Starz」「CBS All Access」など150種類の定額制動画サービスを、プライム会員向けに提供している。

本機能は、Facebookが持つSNSとしての魅力を大いに生かすことができるものとしており、Facebookグループにてディスカッションをしたり、「Watch Party(ウォッチパーティ)」に参加することで、動画を見ながらリアルタイムでチャットができる機能にアクセスができるようになる。