家具レンタルサービスを提供する米国スタートアップ会社Fernishでは、新資金として3000万ドル(約32億円)の調達に成功した。今回の投資ラウンドでは、RET Venturesや、AmazonのWorldwide Consumer担当CEOを務めるJeff Wilke氏、インテュイット(Intuit)の創設者Scott Cook氏など著名人の名前が並んだ。調達した資金は今後、人材、顧客獲得、市場拡大に使われるという。

Fernishは2018年にLAで始まったスタートアップ会社で、その後シアトルエリアにも拠点を広げており、今年にはさらに市場を広げる予定である。Fernishのレンタルサブスクリプションサービスでは、高品質のデザイナーズ家具から厳選されたブランドの家具、Fernish独自ブランド家具から選ぶことができる。サブスクリプション会員は、月額料金の支払いで家具をレンタルすることができ、サブスクリプション期間が終わると新しい家具への交換、購入、または返却ができる。

今日の家具購入トレンドを研究した調査では、米国では家具や寝具の購入者の大半がミレニアル世代だという。しかし2018年の調査では、マイホーム購入をする年齢が30歳まで上がっている。これは、キャリアを持つミレニアル世代の消費者が、家具を購入するものの、引越しなどの理由で廃棄せざるおえない状況にあることがわかる。人は平均して人生において12回引越しをするというデータからもあるように、毎回引越しのたびに家具を売ったり廃棄するのは手間である。

そんな近代の傾向に合うように、Fernishでは新しい家具の所有の形を提案している。自身のライフスタイル、予算、センスを元にして、自分にぴったりの家具をレンタルすることができる。