家具レンタルサブスクリプションで注目を集めるスタートアップ「Feather」は、1,200万米ドル(約13億円)の資金調達を果たし、5月15日から新しくロサンゼルス、カリフォルニア州のオレンジカウンティに市場を広げた。

調達が行われたシリーズAラウンドでは、Spark Capital、Kleiner Perkins、Bain Capital Ventures、YCombinator、PJC、Fuel Capital、Scott Belskyなど名だたる投資家が参加した。

Featherは2017年にニューヨークにて、Y Combinator卒のJay Reno氏によって創業された。Reno氏は「ファスト家具」の流行に合わせてFurnitureのビジネスモデルを設計した。「ファスト家具」とは、ファスト・ファッションと同じように、流行の見た目で価格が安く、短期間だけ使われる家具のことを指す。

統計データによると、ミレニアル世代はマイホーム購入前に、12回以上引越しを繰り返すことがわかっている。つまり、今では前の世代よりも、家具を購入して破棄するサイクルが早くなっている。毎年埋立地で処理される家具の数は970万個を超えるという。

また家具レンタルは従来、不動産屋さんや低収入の人に利用されてきたサービスだが、Featherでは大学卒業からマイホーム購入前の18〜35歳を対象にしているという。家具を購入できる収入はあるが、引越しなどの理由でレンタルという選択をしている人たちだという。

またFeatherの商品は、他の家具レンタルサービスとは違って、West Elmや Pottery Barnなどの店舗でも置かれている商品で、実際に手にとって見ることができる。

Featherの料金プランには、会員プランと非会員プランの2つがある。会員の場合、年間メンバーシップのために毎月19ドルを支払う。会員の方が割引価格で家具を利用ができ、1年で50%の割引分に相当するという。

またレンタルしている家具を、これまでレンタル料で支払った分を差しひいた金額で購入できるプランもある。また、99ドルで家具を交換したり、会員であれば1年の間に無料で一回家具の交換ができる。またついつい忘れがちな配送や組立費用が無料であることも、このサービスの魅力となっている。

Reno氏は、今後のビジネス拡大予定については述べていないものの、米国内そして海外の都市を狙って、財布や環境に優しいこのサービスを広げていく意気込みである。