アプリの調査企業「Apptopia」によると、新型コロナウイルスの拡大で、食料日用品デリバリーアプリのダウンロード数が急激に増えていることが明らかになった。

特に、Instacart(インスタカート)、Walmart Grocery(ウォルマート・グロサリー)、Shiptのアプリでは、ダウンロード数にて最高記録を出している。

これらのアプリは、2月から3月までで、1日のダウンロード数がそれぞれ218% (Instacart)、160% (Walmart Grocery)、124% (Shipt) 増加している。

通常、これらのアプリの平均ダウンロード数は、1日に2万回を超える。しかし、新型コロナウイルスの拡大の影響により、ダウンロード数が Instacartでは3万8,500回、Walmart Groceryでは5万4,000回まで伸びている。

一方で、Shiptのダウンロード数は7,285回に止まっている。ダウンロード数が急激に増えない理由に、米小売チェーンTargetのShipt買収が関係している。

Targetでも同様に食料日用品デリバリーサービスを提供しており、同じようにダウンロード数の増加を見せている。2月にはダウンロード数が平均で2万5,000回だったのに対して、現在5万3,100回まで増えている。

新型コロナウイルス感染症予防のため、Instacartなどの食料日用品デリバリーサービスでは、「非接触」による商品受け渡しを行っている。これが、アプリの利用と注文が殺到している理由にもなっている。 

Amazonプライムでも同じように、食料日用品のデリバリーを行っており、急激な注文の増加で配達に遅延が生じているという。

食料日用品のデリバリーの需要が増えているのに対して、同じようにオンラインでテイクアウトを注文できるフードデリバリーではそこまでダウンロード数に変化は見られていない。

フードデリバリー「Uber Eats」などのサービスは、ダウンロード数がウイルスの拡大により減少傾向にある。

これは、飲食店から食事をデリバリーするよりも、家にて料理した方が安全と感じる人が増えているからと考えられる。