米国発ファッションレンタルサービス「Rent The Runway(レントザランウェイ)」に代表されるように、デザイナーズブランド服を安価にレンタルするトレンドが見られている。このトレンドは消費者だけでなく、ファッションブランド側にとっても違うサイズ、特に「プラスサイズ」の服へのニーズを見る格好の機会となっている。

そんな中、届いた洋服を好きなだけ着ることができる洋服サブスクリプションサービスを展開する「Gwynnie Bee」から、Shoshanna Grussがデザインする「プラスサイズ」のラインナップが追加された。XSから5Xのサイズで12種類のドレスが追加され、ノーブラでも着ることができるなど様々な体型の女性に合わせた洋服をレンタルすることができる。

Shoshanna Grussは、若い頃に自分のサイズにあった洋服のオプションの少なさの経験から、プラスサイズの人向けに洋服をデザインしてきた。2011年には、ビキニの上下を別々にして体のサイズに合わせて組み合わせできるビキニを初めてデザインもしている。Shoshanna Grussの洋服は現在では米国全土400店舗で販売されており、サイズも0〜12と幅が広い。

Shoshanna Grussは今回のGwynnie Beeとのパートナー契約より前にも、 Rent the Runwayでもプラスサイズの洋服を提供している。レンタルサービスではすぐにオンラインで購買者からフィードバックをもらえることもあり、例えばどんな素材やスタイルのニーズがあるかなど参考になるという。

そして今回のプラスサイズの展開は、ファッション市場のギャップを埋める狙いもある。米国ではサイズ14(日本でいう17号)以上の洋服を着る人が女性人口の半分であり、その市場価値も210億ドル(約2.2兆円)規模と言われている。消費者のニーズに合わせて、ファッション業界でもオンラインを通して、そのニーズに応えようとしている一例と言えるであろう。