ヒューレット・パッカード・エンタープライズでは、すべての商品をサブスクリプション型で提供することを発表した。これは、大手サーバーメーカーとして、激化するクラウドシステム市場の競争に対抗するための大きな動きである。

ヒューレット・パッカード社のコンピューターサーバーや、ストーレージハードウェア、ネットワーク関連機器、ソフトウェアなどの製品が、2022年から利用回数[時間]に応じた料金制または定額制(サブスクリプション)で提供が始まる。

最高経営責任者であるAntonio Neri氏が、同社の経営に携わり始めたのは2018年2月からであり、これまで変化し続けるIT業界に対応する形で事業を変革してきた。アマゾンやマイクロソフトなどの大手テック企業がクラウド製品で大成長を遂げている一方で、世界中でのサーバーへの需要が激減している。

しかしその脅威に負けることなく、ヒューレット・パッカード社ではハードウェア製品の機能を高める為に投資を行ってきた。また、最近ではGoogleと提携を結び、データ情報をクラウドとサーバーで管理ができる「ハイブリットモデル」の提供をビジネス向けに行っている。

今回発表された、サブスクリプション型サービスを開始することで、ヒューレット・パッカード社では、継続的な収益を手に入れることで売上を伸ばす狙いである。実際に、昨年の初旬と比べて、今年の売上は縮小傾向にある。