猫を飼う人にぴったりのサブスクリプションサービスが「Kitty Poo Club」である。月額21.49ドルで、箱でできた猫のトイレを毎月新品で送ってくれるサービスである。

箱の中にはプラスチックトレイが入っており、防水機能、シリカゲルでできているため、1ヶ月分使用が可能。新品が届く頃にリサイクル、または廃棄をするだけでとても便利。

現在米国で2万人の会員がおり、今後は6万人に増やすことを目標としている。

Kitty Poo Clubの創業者であるカウフマン氏は、オハイオ州ウースターにてそのビジネスを始めた。

サブスクリプションビジネスに参入を考えていたカウフマン氏、すでに国内では多くのビジネスでサブスクリプションビジネスが展開されており、新しいアイデアを探すのに苦労した。そんな時に父から使い捨てできる猫のトイレのアイデアをもらい、その後シリカゲルを使えるのではというひらめきによりビジネスが生まれた。

商品の開発は中国の工場と連携して行われ、難題であった1ヶ月分の排泄物を耐えれるだけの箱を作り上げることをクリアして、商品が誕生した。その後地域の猫の飼い主50人を対象にテストが行われ、フィードバックをもとに改善が行われた。

カウフマン氏は商品完成後、Facebook広告を回し始めると、たったの20日間にして1,200人から注文が入り、一人では対応しきれなくなり、すぐに広告を下げて顧客対応に集中した。

カウフマン氏は、箱とプラスチックトレイをくっつけて商品を完成させる作業を手動で行っていたが、その早すぎるビジネスの成長を受けて、この作業を自動化させるため専用の機械を導入した。

この機械導入後、毎月5,000人の顧客をリストに追加し、ビジネスの規模拡大を進めた。

そのお陰もあり、カウフマン氏は、Googleのブランドアクセラレータープログラムに参加するなどマーケティングや経営の方に時間を割けるようになった。

このプログラムは、サブスクリプションボックスで有名なDollar Shave Clubも受講したことがあるプログラムでもあり、カウフマン氏もDollar Shave Clubのビジネスモデルを模倣してKitty Poo Clubをデザインしている。

多くの需要の声があり国内規模で人気になる可能性があるKitty Poo Clubだが、カウフマン氏はできるだけ地域限定でビジネスを大きくしたいという願いがある。オハイオ州ウースターで生まれ育ったカウフマン氏は、地域に恩返しをしたいと考えている。

また、今後Kitty Poo ClubはSmucker’sのような企業に買収されたいという目論見もある。Smucker’sも同様にオハイオ州に本社を置く企業で、今後ペット業界に進出するということもあり、Kitty Poo Clubのような商品は魅力的になると考えている。