世界最大手飲料&食品メーカーのペプシ、ユニリーバ、ネスレが、定額制サブスクリプションデリバリーサービスの開始を計画している。このデリバリーの一番の見所は「パッケージがすべて再利用可能」であることだ。「Loop」と呼ばれるこのサービスでは、大手25社が提携を結んでおり、地球に優しいサブスクリプションサービスとなっている。

Loopのサービスは、牛乳配達のビジネスに似ているという。牛乳配達のように、新鮮な商品を届け、空になったビンを集めにまたやってくる。LoopではUPSの配達員が様々な商品を再利用可能なパッケージに入れて自宅まで届けてくれる。使い終わったあとは、回収の日程を予約し、回収時に新しい商品を届けてくれる。回収された使い終わった容器はLoop側できれいにされて再利用される。

今回のサブスクリプションサービスは、5月中旬にパリ、ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニアでローンチされる予定である。またTescoと連携してロンドンでも今年には展開予定で、日本・東京には2020年にローンチされる予定である。現在は、少数人を対象にトライアルが行われている。

Loopで使われる再利用可能な容器は、各ブランドがデザインを行っているため、ブランドのイメージそのままに商品を楽しむことができる。ユニリーバが提供する商品の中には、8年も長持ちする容器もあるという。

商品の値段は通常と変わらないものの、容器の回収に1〜10ドルの支払いが必要で、送料も20ドルからであるが商品数が多いほど送料も安くなる。

世界中でプラスチック製ストローを廃止する動きが見られている中で、環境に優しいパッケージはその考えに合ったものとなっている。サービスが便利で、デリバリーが速く、高価すぎなければ、今回のサービスを多くの人が使い始める日も近いかもしれない。