Microsoftでは、定額制サブスクリプションによるゲームストリーミング配信サービス「Project xCloud」の提供を予定している。好きな映画やテレビ番組が見放題のNetflixと同じように、人気ゲームをスマートフォンやタブレット、PC、TVなど好みのデバイスで、どこでも好きな時に遊べる。では一体、Microsoftが目指すゲーム配信サービスを囲む現状はどのようなものなのだろうか。

ゲームをする人にできるだけ多くリーチする

MicrosoftのXbox代表Phil Spencer氏によると、世界中でゲームをする人口が20億人いる中、Microsoftでは20億人分のコントローラを売るのではなく、ゲームストリーミング配信を選ぶという。これはテレビやPCを持っていない人が多くなってきているため、手頃なデバイスであるモバイルを使って、これまで以上に多くの人にリーチすることを目的としている。

大手企業がすでにまたはこれからゲームストリーミング配信サービスに目をつけている

大手企業はすでにゲームストリーミング配信サービスに目をつけている。Googleでは「Project Stream」、Sonyでは「PlayStation Now」をすでに発表しておりサービスを展開している。一方で、まだ計画段階ではあるが、VerizonやAmazonもこのゲームストリーミング配信に参入するのではという話も出ている。

Goolgeの「Project Stream」では、人気超大作ゲームである「アサシン クリード オデッセイ(”Assassin’s Creed Odyssey”)」をスマートフォンで遊べることを実現している。昨年から2019年1月中旬まで、限られた人数でテストをしている段階であるという。

Microsoftも「Project xCloud」を2019年に公開すると発表しているものの、具体的な日程はまだ未定である。

その一方で、Sonyではすでにサブスクリプション型ストリーミング配信サービス「PlayStation Now」を5年も展開している。このサービスでは、PlayStation 4やパソコンでプレイステーションを使うユーザーが、PlayStation 2、3、4で遊べるゲームをダウンロードすることなくストリーミングできるという。定額料金は月額20ドル、または年間100ドルから選ぶことができる。

Microsoftの世界を網羅するデーターセンター

上記からも分かる通り、マイクロソフトは世界中にデーターセンターを所有している。これはゲームストリーミング配信を行う上で欠かせない存在である。

Netflixで動画を見たことがある人はご存知かもしれないが、ネットワークが悪いと画質が一時的に悪くなることがある。だがこれがゲームであると、安定したネットワークがなければ途中でプレイができなくなるため、困ってしまう。

Microsoftではこのような問題が起きないよう、世界中にデーターセンターを張り巡らせ、できるだけユーザーの所在地に近いデーターセンターと通信できるようにする予定である。

Microsoftが自信を持ってゲームストリーミング配信を始める理由

これまで多くの競合がゲームストリーミング配信サービスを試し、中には失敗したところもあるものの、Microsoftは独自のXboxゲームを武器に、このストリーミング配信に取り掛かろうとしている。

特に、Microsoftが独自で展開するゲームの中には人気の「Halo」や「Forza」などがあり、その豊富な種類のゲームタイトルには誇りを持っている。

Microsoftが自信を持って届けるゲームストリーミング配信について、Project xCloudのビジョンを説明した動画がこちらである。