米ウォルマートから定額制食材配達サービス『Delivery Unlimited』が始まるなど、食材のオンライン注文・配達がサービス化している。一方で、新鮮な(農家直送)フルーツや野菜の配達サービスはどうだろうか?これらの食材はそもそも、市場に出ることなく廃棄されている。

そんな、見た目が悪くとも無農薬で新鮮な食材のサービス化に成功したのが、「Misfits Market」である。シリーズAでは、1650万ドル(約18億円)の資金調達に成功している。

Misfits Marketでは、スーパーなどでは買わないような見た目が悪いフルーツや野菜を、「サブスクリプションボックス」として消費者に配送している。

Misfits Marketでは、これらの食材を農家から直送で手に入れている。そのため、スーパーに配達して陳列されるまでの時間とコストをカットして、農家直送で消費者に新鮮な食材を提供している。

現在、このサービスはペンシルベニア州、ニューヨーク、ニュージャージー州、コネチカット州、デラウェア州、マサチューセッツ州、バーモント州、ニューハンプシャー州、ロードアイランド州、メイン州、オハイオ州で利用可能で、今後は、ワシントンDC、メリーランド州、ヴァージニア州、ウェストヴァージニア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州にもビジネスを拡大する予定である。

Misfits Marketの提供する「サブスクリプションボックス」では、2つのオプションから選べる。小さなボックスである「The Mischief」では、毎週10〜12ポンドの重さのフルーツ・野菜を届けてくれる。月額23.75ドルで利用可能だが、ウィークリーにすると20ドル以下で利用可能。一方で大きめのボックスである「The Madness」では、18〜20ポンドのフルーツ・野菜が入っており、一度の配送で42.50ドルまたはサブスクリプションにすることで34ドルで利用ができる。

このサブスクリプションを始めた理由として、CEO兼創業者であるAbhi Ramesh氏は、販売できずに農家で廃棄されたり近所の人に渡している食材が全体の20〜40%にのぼっているところにビジネスチャンスを見出したと述べている。

2018年にサービス開始して以来、Misfits Marketでは500万ポンドの(廃棄される予定であった)食材を消費者に届けることに成功している。