三菱商事株式会社では、『移動』に革命をもたらす「移動のサービス」を意味するMaaS(Mobility as a Service)事業を展開する、フィンランドを拠点のMaaS Global 社への出資を発表した。

MaaS Global 社は、鉄道・バス・タクシー・レンタカー・レンタルバイクなどの様々な交通手段を組み合わせたルート検索・予約・発券・決済までを可能とする「MaaS」事業を、アプリ「Whim」を通じて実用化してサービスを提供している。2017年のフィンランド・ヘルシンキでローンチされ、その後サービスの範囲もベルギー、イギリスなどにも拡大している、世界でMaaS事業を展開する先駆者である。

アプリ「Whim」では、無制限の公共交通機関へのアクセス、10ユーロの短距離タクシー利用、レンタル自転車の利用、レンタカーの割引利用などの特典を全て含んで、定額制サブスクリプションプランとして提供している。例えば、レンタカーの無制限利用、短距離タクシー利用、そして公共交通機関への無制限アクセスを含んだ場合、月額料金は499ユーロである。

MaaS Global 社は今後サービスを、日本、シンガポール、ウィーンにも拡大予定で、現在市場調査中だという。また来年2020年には、マイアミ、バンクーバー、そしてシカゴでサービス開始の準備を進めている。

アプリ名にもなっている「Whim(気まぐれ・思いつき)」のように、ふと思い立って好きな時に好きな場所にいくことができるそんな自由を追求したサービスを、世界に届けることを目指している。