米動画ストリーミング大手のNetflix(ネットフリックス)は、インドにてさらなる新規ユーザー獲得のために、長期サブスクリプションプランをテスト中である。

現在、サブスクリプションプランには、3ヶ月プラン、6ヶ月プラン、12ヶ月プランをそれぞれ割引価格で用意してテストを行っている。期間の長さが長くなるにつれて、割引の割合も20%〜50%と大きくなる。

このように様々な期間のサブスクリプションプランを展開しているのは、Netflixだけでない。インドでは現在、競合企業であるHotstar、ZEE5、Amazonプライムビデオ、ALT Balajiなどでも同様のプランが提供されている。

今回のテストは、Netflixがインド市場で力を入れている証拠である。これまでにも、今年7月にはインド限定で月額2.88ドルのモバイル限定プランを発表して、競合企業との価格競争に参加している。さらに、今年初旬には1週間サブスクリプションプランをローンチしたり、回数制限ありの無料コンテンツの公開を行うなど、新しい試みにも果敢にチャレンジをしている。

世界でも2番目にオンラインコンテンツを消費している国として、インド市場はNetflixの今後のビジネス成長にとって大きな投資先となっている。特に、コンテンツ消費が最も多い中国ではサービスを提供できないこと、そしてメインの市場である米国で登録者数が伸び悩んでいることも、インド市場に投資する理由となっている。

実際に、前四半期に獲得した有料会員数680万人のうち、50万人が米国からで、残りの630万人は米国外の市場からの登録者というデータ結果も出ている。

インドの動画ストリーミング市場は、2023年までに5億ドルから50億ドル規模までに成長することが見込まれており、ストリーミング配信サービスに加入する登録者数も2023年までに4,000万〜5,000万人となることも予想されている。