Netflix(ネットフリックス)では、サブスクリプション登録者数を増やすための試みとして、無料でNetflixオリジナル映画を公開している。

今回、無料で視聴ができる映画は「好きだった君へのラブレター(原題:To All the Boys I’ve Loved Before)」。本作品の無料配信は、3月9日までとなっている。

本作品は、2作目がリリースされたばかりということもあり、無料で公開することで、続編をNetflixに登録して見てもらうことを狙いとしている。

このオリジナル作品の無料配信は、これまでに様々な地域で試されてきた戦略である。以前には、英国でドラマ番組「The Crown」を無料で配信しており、その他にも、メキシコやコロンビア、インドなどでも実施されたことがある。しかし、多数の地域で同時に無料配信を行うのは、今回が初めて。

今回、米国のオリジナル作品を使った理由には、米国の登録者数が伸び悩んでいることが理由として挙げられる。過去四半期に、60万人の新規登録者を確保することが予測されていたのに対し、実際、獲得に成功した登録者数は42万人であった。

Netflix米国では登録者数が伸びていないものの、世界規模でみると第四四半期に833万人の新規登録者の獲得に成功している。米国で登録者数が伸び悩んでいる理由に、2019年の月額料金の値上げ、そして競合であるディズニーの最新動画配信サービス「Disney+」のローンチが影響していると考えられる。