インド日産(Nissan Motor India)は、自動車市場での存在感を増すために、サブスクリプション型サービスの提供を計画している。

定額制で乗車が可能なのは、コンパクトでスポーツ型多用途車の新型「キックス (Kicks)」である。

月額費用には、保険、メンテナンス費、24時間365日のロードサービスが含まれており、初期費用はかからない。また、自動車を購入した場合にかかる、登録費、ローンの利子、保険などがかからなくて済む。詳細については翌月発表予定である。

今回のサブスクリプションサービスを、インド日産では「リースレンタル」プランと見ている。『マイクラ』(日本名:『マーチ』)や『テラノ』の車種も、今後はリース対象になるという。インドでは、昨年10月にインドの自動車メーカー、マヒンドラが5年にわたるリースサービスを展開している。

このリースは、インドではローンにかかる、『EMI(Equated Monthly Installment)』と呼ばれる均等定額月分割払いのようなものであり、初期費用を払うことなく月額料金だけである。この月額費用は、車種、登録内容、保有期間、走行距離などによって決まる。

リース車は世界中で提供されているものの、インドではまだ普及している概念ではなく、認知に今後3〜5年かかると予想されるが、一定の人には受け入れられると見込まれる。特に、都市や国を超えて動く、社会的・金銭的に上向きな若いキャリアの人たちに魅力なのではと考えられている。

インド日産では、昨年市場シェアを1.59%から1.1%まで落としており、今回の新しいサービスで売上を回復できるか気になるところである。