パイロット版として、アイルランド、コロンビア、チリ、デンマーク、ポーランドで先行開始されていた大手音楽ストリーミングサービス「Spotify」の新サブスクリプションプラン『Premium Duo』が、今後14の中南米諸国でも提供開始になることが発表された。

新しくサービスが提供される国は、アルゼンチン、ボリビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エルサルバドル、グアテマラ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、そしてウルグアイである。

この新プランである『Premium Duo』は、2人向けの有料プランで、カップルだけでなくルームメイトなど同じ住所に住む2人でシェアができるサービスである。料金は、1人で登録するよりも高めだが、ファミリープランよりは安くなっている。また2人が別々に1人分の有料アカウントに登録するよりも割安となる。

『Premium Duo』では、ファミリープランと同様に、個人それぞれのプレイリストやおすすめ曲の選定は分けて管理される。また、お互いに聞いている曲をミックスしたプレイリストにもアクセスが可能。さらに、『Premium Duo』限定で、二人だけでシェアが可能な「Duo Mix」があり、2人間で聞いている曲を簡単にシェアできる仕組みとなっている。

『Premium Duo』がパイロット版としてローンチされた昨年の3月以来、本格的なサービスの提供に至っていないことからまだSpotify側では、効果を様子見としているようだ。実際に、2019年の第二四半期の新規ユーザー数は800万人とし、目標値であった850万人を下回ったとしており、『Premium Duo』がどれほど新規ユーザーを取り込む効果があるかは明確ではないようだ。

米国などSpotifyの主要市場にまだ導入されていないことからも、今後も『Premium Duo』の効果が期待される。