忙しい、デジタル中心の現代では、クライエントや潜在顧客に十分なケアを示すことが難しくなっている。2016年創業の、サンフランシスコ発祥スタートアップ企業「Sendoso」では、そんな企業のために、顧客にギフトを代理配送するサービスを行っている。ギフト以外にも、ビジネスに必要なものをソーシングから配送まですべて行ってくれる。

例えば、「ニューヨークのクライエントにカップケーキを送りたい」、「ワシントンの潜在顧客に手書きのカードを送りたい」、「アマゾンで見た商品を倉庫まで送りたい」などの要望に答えてくれる。またパッケージもカスタマイズでき、FedExやUPSなどの配送会社で配送をするため、まるで自分で配送手続きをしたかのようにすることも可能。

Sendosoでは、その企業の従業員数や配送量によって価格が異なる、定額制(サブスクリプション)で、サービスを展開している。SendosoのCEOのRudeegraap氏がこのサービスを提供するきっかけになったのは、10年間セールスマンとして働いた経験から、メールよりもオフラインでのギフト(ワインや手書きのメッセージカード)の方が、クライエントとの良好な関係作りに役立つのではという気づきからだった。

B2Bビジネスにとって、オフラインで贈り物をすることは決して新しいことではないものの、Sendosoではカスタマイズができる点で付加価値があると言える。また同じ様にギフトにフォーカスをしたサービスにく、「Knack」や「Alyce」といったスタートアップ企業も存在している。

Sendosoでは、これまで1320万ドル(約14億円)の資金調達に成功しており、サービスはすでに15カ国にまで広がりを見せている。