サブスクリプション(定額制サービス)経済は、今では動画配信やフードデリバリーだけに止まらない。ロケーション・インテリジェンスで知られる「Blis」社の調査によると、米国男性の間で定期的に靴を自宅まで配送して欲しいというニーズがあるという。

1,200人を対象にしたこの調査では、モバイルサイト、モバイルアプリ、デスクトップ、店舗における今日の消費者の購買行動を調査している。その中でも急成長中のトレンドが「サブスクリプションボックス」であり、31%の米国ミレニアル世代が現在少なくとも1つのサブスクリプションボックスに登録をしており、X世代では21%、団塊の世代では8%が登録を行っている。

またミレニアル世代では、ショッピングをできるだけ自動化したいと考えている人が多く、25〜34歳の26%の人たちが、オンライン上で自動的に靴の注文・配送をしたいと述べている。(全体では18%)

このニーズは靴だけではなく、靴下や下着(若年層32%で、全体的には22%)などのよく身につけるもの、そして家事で必要なもの(若年層51%で、全体的には41%)にも見られる。

一方で、女性は男性よりも服や靴のショッピングを、サブスクリプションサービスで自動化したくないと考えている。男性では35%が、靴を定期的に届けて欲しいとするのに対し、同じ回答をしたのは女性では25%であった。

実際に靴ブランドがサブスクリプションボックスを提供する例として、アディダスでは「Avenue A」と呼ばれるサブスクリプションボックスを2016年〜2017年の間に、アンダーアーマーでは「ArmourBox」と呼ばれる、運動アイテムを無料で(30日、60日、90日の周期で)届けてくれるサービスを提供している。また、パーソナル・スタイリストがアイテムを選んでくれる「Stitch Fix」では、男性、女性、子ども向けに靴を配送しており、ナイキでも子ども向けのスニーカーを配送するサブスクリプションボックス「EasyKicks」を提供している。