香水ブランドSkylar(スカイラー)が提供する定額制サブスクリプションサービス「Scent Club」はローンチから1年が経った。

Scent Clubはローンチからすでに1万人以上の有料会員を集めており、会員の前月比保持率は85%と高い。新型コロナウイルスの拡大により収入が減ったり外出を控える人が増えている中、Skylarの予想とは裏腹にサービスの解約率は増えていない。

ローンチから新規会員に50%割引を提供してきたSkylarは、これまでに多くの新規会員の獲得に成功してきた。「香水サブスクリプション」は受け取る前に香りを試すことができないにもかかわらず、多くのユーザー獲得に成功している。

通常、1年に1個の香水を購入する人が多い中、Scent Club会員はサブスクリプションにより1年に6個の香水を買っていることになる。

外出ができない人が増えているにもかかわらず、Scent Clubのサブスクリプションの解約が増えていない理由として、人々の香水を使う習慣に変化がないことがうかがえる。

化粧品などの美容商品は打撃を受けているものの、香水は家にいても簡単に使えることから需要が高いと考えられる。外出ができない状態でも、同居する人たちに囲まれる生活が続くと、香水を使う習慣に変わりはないだろう。

さらに、香りは精神を落ち着かせるなどの効果があることから、ストレス解消にも役立っていると考えられる。

実際に、NPDグループの調査によると、ボディーオイルや芳香剤などの香りに関する商品は、新型コロナウイルスで自宅待機が増え始めた3月末でも前年比で10%の売上アップが見られている。

Skylarでは、ボックスのデザインを工夫するなどして常に受け取って楽しめる香水サブスクリプションを実現していることが、Scent Club会員の獲得に貢献していると述べている。

新型コロナウイルスの流行に合わせてSkylarでは、香水やハンドクリームなどの商品が自分をいたわる「セルフケア」商品であることを強調するなどして、配信メッセージにも工夫している。