米DISH Networkが提供するテレビ配信サービス「Sling TV」は、サブスクリプション料金の値上げを発表した。

これまで、月額30ドル(約3200円)で、TVチャンネルのストリーミング視聴が可能なオレンジとブルーのパッケージを提供してきた。今回、Sling TVは月額料金を45ドルに値上げをした。同様のサービスを展開するYouTube TVは、月額50ドルでサービスを提供しており、まだSling TVの方が割安となっている。

ケーブルテレビを必要とせず、デバイス上でテレビ番組の視聴を可能にするサービスは増えており、YouTube TV、Hulu Live TV、AT&T TV Nowなどのサービスでは、2019年にすでに値上がりを行っている。今回のSling TVの値上げは、市場を取り巻くトレンドに乗っかった動きと言える。

Sling TVは値上げと同時に、新しいTVチャンネルであるFox News、MSNBC、HLNをブルーパッケージに追加した。さらに、10時間分のクラウドDVRストレージを無償で提供する予定だ。

Sling TVは、YouTube TVなどのサービスと違って、Viacomネットワークがついているメリットがある。しかし、ユーザーエクスペリエンスの面では、YouTubeやHuluなどのサービスの方が優れている。これまでSling TVが人気だった理由には「安価な料金設定」が一番大きかったが、今回の値上げにより生き残り競争が今後変化すると考えられる。