オランダのアムステルダムでは、人間より自転車が多いと言われるほど、自転車は主要な交通手段である。しかし、少なくとも8万もの自転車が毎年盗難にあっており故障も多い。

そんな問題を解決するため、5年前に3人の大学生によって創業されたのが「Swapfiets」である。オランダ語で「自転車を交換する(swap bicycles)」という意味で、月額18ドルで自転車をレンタルすることができる。月額料金は、修理費と盗難避難の費用が含まれている。

自転車を所有することでコストがかさむことは、オランダだけの問題ではない。ドイツやデンマーク、ベルギーなどの国でも問題となっている。そのため、サブスクリプション型レンタルサービスへの需要が高まっている。

「Swapfiets」は、3人が大学生向けに自転車を提供するウェブサイトとFacebookページを始めたところから始まった。最初は捨てられていた自転車を保管する駐輪場から40台の自転車を入手したが、数週間後には100台以上を入手するほど、ビジネスの需要がすぐに大学生の間で高まった。その後、200人もの人が順番待ちリストに登録するほどの人気を集めた。2016年には、アルメレにあるPon Bicycle Groupと提携を結んで、自社の自転車の開発も始めた。2016年の秋には、4000人の大学1年生が「Swapfiets」に登録を行なっている。

現在、「Swapfiets」は4カ国、50の都市で1,300もの従業員を抱えている。今後、ビジネスはオーストラリアと日本、米国の2都市(オレゴン州ポートランド、コロラド州ボルダー)で拡大を予定している。