家にいながらエクササイズができる「Peloton(ペロトン)」のように、エクササイズバイクなどのジムマシーンとフィットネスクラスを家で受けられるサービスが流行している。

そんな家庭用フィットネスサービスの分野で、最近注目を浴びるのが「Tempo」である。スクリーンと繋いで、自宅でエクササイズができる部分ではPeloton(ペロトン)と変わらない。しかし、Peloton(ペロトン)を超えて注目を浴びているのはMicrosoftのAIカメラ「Azure Kinect」が搭載されたスクリーンだ。

クローゼットのような形をした機材には、42インチのHD型タッチスクリーンが搭載されており、動画を4Kで表示できる。このスクリーンから、高負荷インターバルトレーニングのHIITや、有酸素運動、ヨガなど様々なフィットネスクラスを受けることができる。またこのスクリーン下には、ダンベルやヨガマットなども収納できる。

このAIカメラを使うことで、運動をしながら自分自身のフォームも確かめることができる。カメラが筋肉や関節部分を察知し、一つ一つの動きで正しく筋肉を動かせているかを視覚的に見ることができる。

このことから分かる通り、「Tempo」が目指すフィットネスは、何回ダンベルを持ち上げたかではなく、30〜60秒などの決められた時間内にどれだけ正しく筋肉を動かして運動できているかである。スクリーンは、何回ダンベルを持ち上げたかも、計測してくれるため自分で数える必要もない。

「Tempo」のサービスは、多くの家庭用フィットネスサービスと同様、定額制だ。毎月アクセスできるフィットネスクラスに月額39ドル、そして機材の設置に1,995ドルが必要となる。毎日ライブ配信のクラスもあり、様々なコンテンツを試せるのも特徴。

ローンチしたばかりの「Tempo」は、初期費用250ドルで予約が可能。機材は今年の夏に、サンフランシスコ・ベイエリアを中心に配送されるという。「Tempo」のサービスが、海外進出するにはもう数ヶ月かかりそうだ。