YouTubeチャンネルで100万人の登録者を保持する、英紙エコノミスト(The Economist)では、YouTube動画を見た人のサイト訪問者が増えており、有料定期購読への登録者が増えていることがわかった。

エコノミストは、Google ニュース イニシアティブの一環として9月から、閲覧時間を伸ばしながらサイト訪問を促すようなYouTube動画の作成・配信を開始している。

最近の注目ニュースをトピックにしたシリーズ「Behind the Story」では、“Climate Change: can nature repair the planet?(気候変動:自然は地球を救えるのか?)”、“How to help America’s poor(アメリカの貧困をどうやって解決するか)”、“How Brexit is changing the EU(英国のEU離脱はどうEUを変えるか)”などのトピックを取り上げている。その他にも、スポーツでのドーピング、そしてファーウェイ(Huawei)問題などがある。

YouTube動画では、終了画面(エンドカード)、サイトへのリンクを使うことで、サイト訪問を促すことができる機能もある。また、Q&A動画やYouTubeコミュニティタブから、The Economistチームとコミュニケーションを取ることもできる。Tubular Labsによると、エコノミストのYouTubeチャンネルのエンゲージメント率(いいねの数、コメントの数)は2018年で34%向上しているという。

2015年6月以来、エコノミストでは77のドキュメンタリー、585の短編動画を制作してきた。従来は5分間の長さであった動画も、10分にまで長くなっている。Tubular Labsの調査によると、昨年から一番見られているトップ20YouTube動画の70%は、5分以上となっている。

The Economistの広告主には、Turkish Airlines、Santander、Credit Suisse、Salesforce、Thomson Reutersがいる。特に会計監査法人「EY」がスポンサーをする動画シリーズ「Disruptors」は、すでに3年も続いているという。またThe Economistでは、スポンサーだけでなく、YouTube広告からも収益をあげている。