昨年ペット業界で、大型の投資がたくさん見られた。例えば、犬の散歩代行アプリ「Wag」は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドから約300億円の資金調達をしており、その競合企業のペットケア・ビジネス大手「Rover」では、5月に155億円の出資を受けている。アマゾンでもペットブランドの「Wag」を立ち上げるなど、ペット業界が盛り上げを見せている。

同様にペット業界で急成長を遂げるスタートアップに、「The Farmer’s Dog」がある。The Farmer’s Dogでは、ペットごとにカスタマイズした高級ドッグフードをデリバリーする、サブスクリプションサービスを展開している。

The Farmer’s DogはシリーズBラウンドで、今年1月15日に、3,900万ドル(約43億円)の資金調達をしており、ペットフードの分野からこれほどの投資を受けたスタートアップはThe Farmer’s Dogが最初となる。

米国では2017年に、700億ドル(約7.7兆円)がペット関連に費やされており、そのうちペットフードが占める割合は41.8%である。

パーソナライズ化したドッグフードが人気の理由には、犬を家族の一員として扱う家庭が増えていることを意味する。The Farmer’s Dogでは、サブスクリプション利用者の内、12ヶ月後も継続的に利用する人が半分いると答えている。このトレンドは今後も止まることはないであろう。