食べ物の出前サービス(デリバリー)を提供する会社が増えており、そのサービスを使うレストランが増え始めている。Technomicによると、このサービスを使うことで、38%の売上の向上見られると予想されているくらいである。

そこに見られるのが「サブスクリプション」モデルのサービスである。毎回デリバリーごとに支払うのではなく、固定金額にすることで、デリバリーサービスを頻繁に使うファン顧客を増やすことを目的としている。

デリバリーサービスを展開する大手企業では、このサブスクリプションに乗り出しているところも多い。以下は、実際にサブスクリプションを導入しているサービスである。

DoorDash

2018年の8月にローンチした「DashPass」では、月額9.99ドルで、提携先のレストランからのデリバリー料が無料である。提携先には、ウェンディーズ(Wendy’s)や、チーズケーキファクトリー、ホワイト・キャッスルなどファーストフード店も含まれている。一方で、このサービスを使うには15ドル以上の食事を注文しなければいけないこと、そしてこのパスが使える提携先レストランが少ないことが課題である。

Postmates

Postmatesのサブスクリプションサービスは2016年から始まっている。月額10ドルで「Plus Unlimited」サービスにアクセスが可能。DoorDashと同様、注文内容が15ドル以上でなければならない、提携先のレストランのオプションが少ないなどの制限がある。

Deliveroo

英デリバリーサービスのDeliverooでは、昨年からサブスクリプションサービスの「Deliveroo Plus」を開始した。出前のたびに2.50ポンドかかるDeliverooだが、このサービスを使えば月額7.99ポンドで、宅配料がかからない。また他サービスのような、注文内容の最低金額はないのが特徴。

Uber Eatsも、英国で「Loyalty program」を始めており、頻繁にデリバリーサービスを使う人にメリットがある工夫もしている。多くの企業でサブスクリプションサービスが始まると、提携先のレストランがどれくらい増えるかが成功への分かれ道になると考えられる。