自然の香りを使ってサブスクリプションビジネスを始めた、ニューヨークのエリーカウンティに住む三人の女性の起業ストーリを紹介。

1. 香水サブスクリプションを経営する、クリスティン・ダンベック(Kristen Dumbeck)

サンフランシスコ在住の28歳のクリスティンは、フィラデルフィアの投資企業で4年間働いた後、自身の香水ブランドを立ち上げる。彼女はMBA取得のためにウォートンビジネススクールに通っており、女性の立ち上げるスタートアップに興味を抱いていた。

そんな彼女は、女性と香水に興味をもち、多くの女性が高い大きなボトルの香水を買ってそれを1年以上ずっと使わないといけないことに不満を持っていることに気がつく。これが彼女が香水のサブスクリプションを提供するきっかけとなる。

彼女が最近ローンチした「Love, Sylvie」はその名の通り、自然の香りを使った香水である。その他にも松と乳香の香りを使った「Yule」、バニラと地中海のブラッドオレンジの香りを使った「Noe」、ベリーとジャスミンの香りを混ぜた「Adair」などの香りも展開している。サブスクリプションは月額40ドルから購入が可能である。

2. キャンドルサブスクリプションを経営する、リー・ショウ

ペンシルベニアで育った29歳のリーは、大学卒業後にピッツバーグで就職してからキャンドル作りを趣味として始める。リーがキャンドル作りを始めたきっかけは、お店で売っているキャンドルの香りに満足できなかったからだと言う。強い香りがありつつも化学物質の香りでないものを作ろうと、自然の香りのキャンドル作りを始めた。

手作りのキャンドルをプレゼントとして友達にあげるようになってから、周囲から好評の声があり、地元のイベントで販売を始める。そこでの販売状況から起業に踏み出した。

2015年にリーはエリーカウンティに移住し、「キャンドルボックスカンパニー(Candle Box Company)」を設立する。現在キャンドルをBon Tonなどの店舗で販売するまで、ビジネスを拡大している。一番の売れ筋商品は、焚き火の香り、ワインの香りのキャンドルだと言う。

3. 石けんサブスクリプションを経営する、ジャニス・ファティカ(Janice Fatica)

60歳のジャニスは手作り石けんを販売する「Pink Cottage」ブランドを2012年に立ち上げる。テキサスでインテリアデザイナーとして働いていたジャニスは、結婚し4人の子育てをしながら、マッサージセラピーとしてのキャリアを積んでいた。

セラピーの仕事を退職して始めたのが、石けん、スクラブ、ローション、バスボム(入浴剤)、バターなどのスキンケア商品作りである。使用する香りは、パンプキン、レモン、ココア、ラベンダー、その他のアロマだと言う。彼女が石けん作りを始め没頭するうちに、家中が石けんだらけになったと言う。ジャニスは1日に44個の石けんバーが入った束を4束作る。人気の香りは「ベアビーチ」だと言う。

ジャニスは同じように香りを使ってキャンドルを作るリー・ショウと出会い、今年からエリーカウンティにて共同で「Scent in the Shops(香りのあるお店)」店を経営している。

彼女たちは同じような野望を持ちながらも、それぞれの方法でビジネスを展開している。3人はこの12月にギフト用に購入する人たちを狙って、販売の拡大を進めている。