コーヒーはこれまで、スーパーマーケット用に大量生産されるものから、厳選豆の販売など、長い歴史を経て変化を遂げてきた。FolgersやMaxwell Houseなどのブランドは初めて挽きたてコーヒーの大量生産を提供しており、スターバックスは深煎りコーヒーからフレーバーの深いコーヒーまでのバリエーションで、消費者に新しいコーヒーの購入体験や様々な価格帯のコーヒーを届けてきた。

そんなコーヒーの歴史に、第3の波として現れるのが、個人のコーヒーショップブランドが提供するライトローストされた種類で、生産過程での透明性も重要視されるようになった。

そんな中コーヒー体験を自宅に届けるブランドの一つであるのが「Trade Coffee」である。Trade Coffeeでは「定期的にコーヒーを飲む人を、コーヒー好きに変える」をミッションに、個人にあった新鮮コーヒーを提供している。

個人の好みにあったコーヒーの提供のために、注文前に質問項目が与えられる。例えば、「どれくらいのローストレベル(焙煎度合い)を好みますか?」や「コーヒーに何かを入れて飲みますか?」などがある。特にコーヒーにミルクや砂糖を入れるかどうかは、Trade Coffee側でその人にあったオススメのコーヒーを紹介するのに、大事な項目だという。

また、Trade Coffeeでは、コーヒー豆または挽き豆をパッケージに入れて、サブスクリプション型ビジネスで提供している。これは、お客様がコーヒー豆を切らしてしまわないようにするベストな方法だとしている。

サブスクリプションオプションには2種類あり、1つ目が「クラッシック」で、特選コーヒー豆を初めて試すという人を対象としている。コーヒーの専門用語は避け、質問やブランド名などで混乱させないようにしている。

2つ目は少し高価なオプションの「フックアップ」で、どんなコーヒーが好きかすでに知っている人を対象としている。コーヒー豆生産地域ごとの味や、焙煎度合いなどにすでに詳しく、日々のコーヒー体験に豊富な種類を加えたい人にピッタリだという。

Trade Coffeeでは、このサブスクリプションサービスを展開することで、コーヒーの第3の波に、「Direct to Consumer (D2C) :直販」としてのコーヒーブランドの波を作り、さらに技術を活用した消費者とコーヒー豆のマッチングにより、個人にあったコーヒー体験提供を可能にしている。