モバイルゲームのアプリ内課金とは別に、ゲーム以外のアプリのサブスクリプションによる売上が、2019年のモバイルアプリストア内消費支出の伸びに貢献した。

米調査会社のSensor Towerによると、米国でのアプリのサブスクリプション(定額料金)による売上(トップ100のアプリからのサブスクリプション売上)が、38億ドルから46億ドルの21%増であることが明らかとなった。

また同調査によると、このサブスクリプション売上が、米国の2019年消費支出の19%を占めるほどの大きさであることも明らかとなった。

2019年に最も売上を出したアプリは、出会い系アプリ「Tinder」 で、トップ100アプリの内10%の売上を占めている。これは、Tinderが提供する月額サブスクリプションプランである「Tinder Gold」(月額14.99ドル)や「Tinder Plus」(月額9.99ドル)からの売上である。

米国のApp Storeで売上No.1に輝いたのは「YouTube」で、その次が「Tinder」となっている。YouTubeは、2019年にアプリ内支出10億ドルを達成しており、有料版である「YouTube Premium」サービスの過剰なほどの宣伝効果と言える。

また、過去との違いとして注目したいのが、新しいGoogleドライブ有料版「Google One」。出会い系やエンターテイメントのアプリで上位が占められている中、Google Oneでもサブスクリプションで売上を伸ばしている。

トップアプリからの売上が大半を占めているものの、上位以外のアプリの売上も顕著に増えている。例えば、トップ10のアプリからの売上が2019年に10%伸びているのに対して、同時期に11〜100番目のアプリの売上は35%伸びている。

今年そして今後も、このサブスクリプション売上の増加が見込まれている。