インドのバンガロールを拠点とするスタートアップ「Vedantu」では、シリーズCにて、GGV Capitalより2400万ドルの資金調達に成功した。過去の投資資金と合算させると、シリーズCでは累計6600万ドルを調達しており、全体の調達資金額は今回で8200万ドル規模に到達した。

Vedantuでは、12〜18歳の年齢(初等教育〜中等教育)を対象に、オンライン動画、ライブ授業などのコンテンツを配信する、学習プラットフォームを提供している。受講生はスマートフォンやPCに表示される質問に瞬時に答えるインタラクティブコースを受けることが可能。セッション終了時には、分からなかった部分の解説を聞くこともできる。

無料コースも提供しているが、通常コースは定額(サブスクリプション)制。料金は、教材によって異なるが、100ルピー(約150円)〜で、大学生レベルまで学べる長期のコースでは50,000ルピー(約77,000円)である。

現在、有料会員は7万5,000人を超えており、今年には10万人を超える予想だ。無料会員数は月間2,500万人で、アプリやウェブサイトからコースを受講している。

インドは、世界でも教育を受ける若年層が多い国であり、教育への関心も高い。一方で、受けられる教育の質は、都会と田舎で格差があるという。この問題を解決するのが、「Vedantu」のオンライン学習サービス。住む場所に関係なく、高い質の教育を自宅から受けることができる。

また、定額制のシステムを採用することで、従来の塾などの教室よりも割安でレッスンを受けられることも魅力の一つ。

オンライン学習だからこそ、一人ひとりの受講生が授業に集中して、苦手を克服できているかどうかを判断するのは難しいと思いきや、「Vedantu」では ”WAVE” という評価システムを導入している。

WAVE では、70の項目(例:スクリーンに集中できているか)をチェックし、受講生のエンゲージメント度を図ることができる。この評価結果によると、受講生の90%が授業に集中できているという。