サンフランシスコ発のスタートアップが提供する『Vinebox』は、毎月ワイングラス一杯分の高品質ワインを3種類届けるサブスクリプションボックスである。今回、Vineboxはベンチャー・キャピタルのHarbinger Venturesから590万ドル(約6.5億円)の資金調達を達成した。

Vineboxは2人の顧問弁護士であったRachel VodofskyとMatt Dukesが、個人のワインの趣味をサンフランシスコに移住する機に、ビジネスにしたところから誕生した。 Y Combinatorに支援を受けて、多くのワイン愛好家に普段出会うことのないような小規模のワイナリーのワインを届けることを目的に、サブスクリプションボックスの提供を始めた。ボックスの中には100mlサイズのワインが3本入っており、見た目はワインというより試験官のようである。

四半期ごとのサブスクリプションプランでは、78ドルで9本のサンプルワインが届く。サブスクリプション会員は新しい味のワインを楽しめるだけでなく、特定のワインを気に入った場合は、ボトルを15ドル割引で購入もできる。Vineboxはこれまで、100万本のワインをすでに配送し会員の自宅まで届けているという。

またVineboxでは、ワインのブランドと共同して、ハーフボトルを6本、12本、24本といったパッケージで販売もしており、12本パッケージでは96ドルで購入が可能である。これはVineboxがこのグラス一杯分のワインボトルを提供するサービスで、今後の消費者のワインの楽しみ方を変えたいという願いも込められている。

「一番変えたいのは、機内で出されるワインに持つ消費者の固定観念です。プラスチックで小さいボトルのワインを見ると、多くの人がすぐに低品質の安いワインを想像してしまいます。」と創業者の一人のDukes氏は述べている。

その証拠にVineboxはソノマ・カウンティやサンタ・バーバラからのワインを提供しており、すでに多くの人からポジティブな感想を受け取っているという。

今回資金調達を達成したVineboxは、オンラインでの販売に投資をし、今後も多くの人が小さいボトルのワインを気軽に飲めるようにしていきたいと述べている。